梶井基次郎 Kajii Motojiro(1901 – 1932)

大阪府出身の小説家。詩的な文体で知られ、結核を患いながらも「檸檬」「冬の日」などの短編を残した。自然や日常に宿る感覚を繊細かつ鮮やかに描き出す作風で、病と向き合いながら創作を続けたが、1932年、結核によって31歳で早逝した。

 

太宰治

太宰治 Dazai Osamu(1909 – 1948)

青森県出身の小説家。本名は津島修治。人間の弱さや孤独を見つめた作風で知られ、「人間失格」「斜陽」などの代表作を残した。私生活では女性関係や自殺未遂など、波乱に満ちた人生を送った。1948年、愛人と入水自殺し、39歳で生涯を終えた。

 

夏目漱石 Natzume  Soseki(1867 – 1916)

東京出身の小説家、評論家。本名は夏目金之助。英文学を学び、教師や新聞記者としても活動した。「吾輩は猫である」「こころ」「坊っちゃん」など、鋭い観察とユーモア、人間心理への深い洞察に満ちた作品を数多く残す。近代日本文学を代表する作家として、今なお広く読み継がれている。

 

宮沢賢治 Miyazawa Kenji (1896 – 1933)

岩手県出身の詩人、童話作家。自然と宇宙への深いまなざしを持ち、独自の世界観を築いた。代表作に詩集「春と修羅」、童話「銀河鉄道の夜」「注文の多い料理店」などがある。没後に再評価され、日本文学を代表する作家の一人とされている。